先進国の中でも最も早く超高齢化社会を迎える日本では、健康寿命を伸ばすための様々な取り組みが行われています。
健康寿命を伸ばすためには、生活習慣と各種疾病や老化との関連を明らかにすることが喫緊の課題ですが、近年の研究の中で、活性酸素・フリーラジカルで惹起される酸化ストレスが老化、がん、内臓性疾患、神経疾患、免疫疾患に関与することが明らかになってきました。 当会は産学官の学際領域の研究者、事業者が連携して酸化ストレスの計測・評価方法や制御理論を構築し、啓蒙することで健康寿命の延伸をはかり健康長寿社会の実現に貢献する事を目指します。
また、当会は「大隅ライフサイエンス研究会」の運営を通じて広くライフサイエンス研究等の発展にも貢献します。

NEWS

2025年1月29日 PH会 第31回講演会を開催します
2024年12月17日 大隅ライフサイエンス研究会 第12回シンポジウムを開催します
2024年10月 PH会ニュースレター(2024年10月)を発行しました
2024年10月9日 PH会 第30回講演会を開催しました
2024年10月1日 2024年度「大隅ライフサイエンス研究会奨励賞」の受賞者が決定しました
2024年8月1日〜31日 2024年度「大隅ライフサイエンス研究会奨励賞」の募集を行いました
2024年7月29日 大隅ライフサイエンス研究会 第11回シンポジウムを開催しました
2024年5月 PH会ニュースレター(2024年5月)を発行しました
2024年5月30日 PH会 第29回講演会を開催しました
2024年2月 PH会ニュースレター(2024年2月)を発行しました
2024年2月26日 PH会 第28回講演会を開催しました
2023年12月20日 大隅ライフサイエンス研究会 第10回シンポジウムを開催しました
2023年12月7日 PH会ニュースレター(2023年12月)を発行しました
2023年12月7日 第2回「KURIHARA技術賞」を授与しました
2023年12月7日 PH会 第27回講演会を開催しました
2023年10月12日 2023年度「大隅ライフサイエンス研究会奨励賞」の受賞者が決定しました
2023年9月5日 PH会 第26回講演会を開催しました
2023年8月1日〜31日 2023年度「大隅ライフサイエンス研究会奨励賞」の募集を行いました
2023年7月25日 2023年度大隅ライフサイエンス研究会通常総会、
大隅ライフサイエンス研究会 第9回シンポジウムを開催しました
2023年5月16日 PH会 第25回講演会を開催しました
2023年3月14日 長野県から認定特定非営利活動法人としての認定を受けました
2022年9月26日 主たる事務所の所在地を長野県長野市に変更しました

講演会申込

2025年1月29日(水) 第31回講演会のご案内


イベント名

特定非営利活動法人 科学的根拠に基づく健康寿命を伸ばす会 第31回講演会

日時

2025年1月29日(水)講演会14:20-17:00(開場14:00)懇親会17:00頃-

会場

インテリジェントロビー・ルコ(東京都新宿区揚場町2-1軽子坂MNビル1階)
(JR飯田橋駅 徒歩3分/地下鉄飯田橋駅B4b出口 徒歩1分)

参加費

講演会 無料  懇親会 6,000円

主催

特定非営利活動法人 科学的根拠に基づく健康寿命を伸ばす会

プログラム

人は血管とともに老いる 〜血管老化の分子メカニズム
三浦 ゆり 氏
東京都健康長寿医療センター研究所 老化機構研究チーム(プロテオーム) 研究部長
血管は血液を全身にいきわたらせるための器官であり、全てを繋げるとその長さは10万キロメートルとも言われる、とてつもなく長い器官である。加齢に伴って血管も老化し、その柔軟性が失われて硬さが増大する。「血管年齢」は、心血管病の発症率や平均寿命にも影響をもたらす可能性が示唆されており、まさに「人は血管とともに老いる」のである。
本講演では、血管老化について分子レベルでの研究についてご紹介したい。


加齢による運動機能の低下は防げるか?〜ミトコンドリア機能改善による介入
井上 律子 氏
東京都健康長寿医療センター研究所 老化脳神経科学研究チーム 常勤研究員
健康寿命を伸ばすには、運動機能の低下を予防・改善する取り組みが重要である。
加齢による運動機能の低下は、転倒リスクの上昇を招き、最終的に要介護状態に至る可能性を高める。また、近年では認知症の発症との関連も示唆されている。
本講演では、老化動物を対象としたコエンザイムQ10投与による運動機能の改善について、我々の研究成果とその臨床応用の可能性を紹介する。


第3回「KURIHARA技術賞」授与式
株式会社タイムラプスビジョン
代表取締役 富田 勉 氏
「最先端の生体顕微鏡技術を用いた科学映像製作」


超高齢期の幸福感と老年的超越
増井 幸恵 氏
東京都健康長寿医療センター研究所 福祉と生活ケア研究チーム 准主任研究員
高齢期の後半、おおむね85歳以上の高齢期には、多くの者において身体機能が低下し、社会的な活動も縮小する。
しかしながら、そのような状況においても、超高齢者の幸福感は必ずしも低下しない。
その理由の一つとして、「老年的超越」と呼ばれる心理的な変化があることが知られている。
今回の報告では、日本の地域在住高齢者を対象とした大規模調査のデータに基づいて高齢期、超高齢期の幸福感と老年的超越の関係について報告する。


申込方法

こちらからお申込みください。
e-mailまたはFaxでのお申込みの場合は、件名を「PH会講演会参加申込み」とし、お名前、ふりがな、メールアドレス、会員種別、講演会への出欠、懇親会への出欠、ご所属、部署・役職、連絡先住所、連絡先電話番号、連絡先FAX番号を、 info@npo-sphle.org または03-4400-3303(fax)までお送りください。

申込期日

2025年1月27日(月)17時